スケジュールデータのインポート/エクスポート


目次


1.スケジュールデータのインポート/エクスポートとは

他のスケジュール管理アプリケーションなどから、CSV(カンマ区切り)形式でファイルへ出力したスケジュールデータを、スケジューラのデータとして取り込んだり、スケジューラのデータを、CSV形式でファイルへ出力し、表計算アプリケーションを用いて加工/集計などの処理を行うことができます。

2.スケジュールデータのインポート

「ユーザー」ボタンを押すと、アドレス帳が開き、データのインポート先となるユーザーや施設を選択することができます。なお、インポート先ユーザーの初期値として
現在ログインしているユーザーが選択されています。

「インポートファイル」ボタンを押すと、ファイル選択ダイアログが開き、CSV形式のファイルを選択することができます。選択されたファイル名がボタンの右側に表示されます。 「1行目をヘッダーとして扱う」チェックボックスは、インポートするCSVファイルの1行目がヘッダー情報の時にチェックします。初期値としてチェックされています。

ヘッダー情報は次の文字列としてください、またヘッダー情報がないデータは列の並び順が次の通りとなっている必要があります。

"件名","開始日時","終了日時","終日","場所","重要度","内容非公開","公開方法","ダブルブッキング禁止","ノート","拡張公開方法"

"件名"、"開始時刻"、"終了時刻"は必須です。他の項目は列が存在しない場合にはシステムの既定値で登録されます。 有効なインポートデータの形式および値については「スケジュールデータの項目」を参照してください。

2.スケジュールデータのエクスポート

「ユーザー」ボタンを押すと、アドレス帳が開き、データをエクスポートするユーザーや施設を選択することができます。なお、エクスポートを行うユーザーの初期値として現在ログインしているユーザーが選択されています。

「対象日付範囲」で、エクスポートするスケジュールデータの日付範囲を指定します。なお指定できる日付の範囲は開始日と終了日の幅が2年(733日)以内となります。

「エクスポート実行」ボタンを押すと、スケジュールデータのエクスポートが始まります。ファイルのダウンロードダイアログが開き、ファイルの保存先と ファイル名を指定することができます。

エクスポートされたデータの形式

エクスポートされたスケジュールデータは次のCSV形式となっています。

"件名","開始日時","終了日時","終日","場所","重要度","内容非公開","公開方法","ダブルブッキング禁止","ノート","拡張公開方法","登録者名"
"A社訪問","2005/05/23 09:15","2005/05/23 12:30","False","","2","False","BUSY","True","","外出","相澤 正"
"販売促進会議","2005/05/24 13:30","2005/05/24 17:15","False","4F大会議室","1","False","BUSY","False","","会議","相澤 正"

ヘッダー情報が1行目に出力され、スケジュールデータは2行目以下に全てダブルクォーテーション(")で囲まれます。 データ内のダブルクォーテーションは""として
出力されます。

スケジュールデータの項目

項目備考
件名スケジュールの件名
開始日時スケジュールの開始時刻(ローカル時刻)"YYYY/MM/DD hh:mm"形式
終了日時スケジュールの終了時刻(ローカル時刻)"YYYY/MM/DD hh:mm"形式
終日終日のスケジュールのとき"True"、通常は"False"
場所スケジュールの場所
重要度"0":低い、"1":普通、"2":高い
内容非公開*内容非公開のとき"True"、通常は"False"
公開方法**"FREE":空き時間、"TENTATIVE":仮の予定、"BUSY":予定あり、"OOF":外出中
ダブルブッキング禁止ダブルブッキング禁止の時"True"、通常は"False"
ノートスケジュールのノート
拡張公開方法**拡張された公開方法
使用者情報1***施設予約の使用者情報1
使用者情報2***施設予約の使用者情報2
使用者情報3***施設予約の使用者情報3
登録者名スケジュールの登録者名
*エクスポートする対象が登録権以下の時、内容非公開スケジュールは出力されません。
**「公開方法」はOutlookとの互換があります。「拡張公開方法は」エンタープライズ版スケジューラデータとの互換があります。
***エクスポートする対象が施設の場合に出力されます。