コンテナの設定-階層ビュー


目次


1.コンテナの設定とは



コンテナの設定とは、階層ビューのコンテナを新規作成、および編集を指します。この画面では、コンテナの名前や簡単な検索条件を設定することができます。 設定した検索条件はLDAPクエリという特殊な検索条件文へ自動的に変換します。階層ビューのコンテナは、このLDAPクエリを使用して検索を実行します。詳細な検索条件 (LDAPクエリ)を設定する場合は、こちらのダイアログを使用してください。

2.画面構成

コンテナの設定ダイアログは、以下に示す単位で画面を構成しています。

ツールバー
階層ビューに表示しない
コンテナの名前

検索対象 


検索条件  

 

 



検索方法

(1)ツールバー


 

 

名称 説明
「OK」ボタン コンテナの作成、および編集を確定します。
「キャンセル」ボタン 画面を閉じます。
プレビュー 「プレビュー」ボタン 設定した検索条件に該当するユーザーやグループ検索します。検索結果は別ウィンドウに一覧表示します。
クエリ参照 「クエリ参照」ボタン この画面で設定した検索条件をLDAPクエリの形式に変換して、別ウィンドウに表示します。 この機能を使用すると、詳細な検索条件のLDAPクエリを作成する場合の参考になります。
「ヘルプ」ボタン ヘルプを開きます。

(2)階層ビューに表示しない

 任意のコンテナをアドレス帳のグループツリーから非表示にできます。

説明

階層ビューに表示しない

チェックすると、該当のコンテナをアドレス帳のグループツリーに表示しません。
ただしルートコンテナを編集する場合は、このチェックボックスは表示されません。

補足 コンテナの非表示機能を有効活用する
コンテナの非表示にする機能を活用することで、階層ビューの運用やメンテナンスの幅が広がります。
例えば、任意のコンテナや階層ビューをメンテナンスのためにエンドユーザーにアクセスさせたくない場合は、対象のコンテナを非表示にする運用が有効です。配下のサブコンテナも同時に非表示になりますので、すべてのコンテナを非表示に設定する必要はありません。
また、コンテナや階層ビューを新しく作成する場合も、非表示機能を利用すると作成作業が完了するまでエンドユーザーには見せない運用が可能となります。

(3)コンテナの名前

 コンテナの名前を入力します。

(4)検索対象

 検索の対象とするメンバーを設定します。

説明

ユーザー
連絡先
グループ

チェックしたメンバーが検索対象になります。複数の対象を選ぶことも出来ます。

(5)検索条件

 検索条件を指定します。

名称 説明
「プロパティ」 ドロップダウンリスト 検索キーワードの比較対象にするプロパティを選択します。尚、Exchangeカスタム属性1~15は、エンタープライズモデルにおいて有効なプロパティです。スタンダード/2CPU/ライトモデルでは選択しても検索できません。
「条件」ドロップダウンリスト キーワードとプロパティの値を比較する条件を選択します。
完全一致/前方一致/後方一致/部分一致/否定からいずれか一つを選択できます。
「検索キーワード」テキスト 検索キーワードを入力します。
「追加」ボタン プロパティドロップダウンリスト/比較方法ドロップダウンリスト/検索キーワードテキスト に入力した検索条件を下の検索条件一覧に追加します。
「削除」ボタン 検索条件一覧から選択した検索条件を削除します。
  検索条件一覧 入力した検索条件を一覧表示します。

(6)検索方法

 AND検索、もしくはOR検索を指定します。

説明

(AND検索)

設定した検索条件にすべて該当するメンバーを検索します。

(OR検索)

設定した検索条件のいずれかに該当するメンバーを検索します。